BLOG

Quadcept 9.0.0機能紹介 [オンラインDRC]

Quadcept Ver9の機能改善からオンラインDRCについてご紹介します。
今回の機能改善により設計効率や作業性が大幅に改善しました。

主な変更点

  • 動作モードが(ON/OFF/無効)の3種類に拡張されました。
  • エラー詳細をメインウィンドウに表示。
  • オンラインDRCの対象オブジェクトを拡大。

動作モード

Ver9より動作モードが3つに増えました。

ON

2015-12-07_15h38_09

 エラーを検出すると要素を確定できません。
 ツールチップ(赤)にエラー詳細が表示されます。

OFF

2015-12-07_15h37_56

 エラーを検出しても要素を確定できます。
 ツールチップ(黄)にエラー詳細が表示されます。

無効

2015-12-07_15h38_03

 エラーを検出しません。
 エラー詳細も表示されません。

 

モードは画面右下のボタンで変更できます。

2015-12-07_14h47_57

 

Ver8まではオンラインDRCが有効か無効の選択しかなかったので
エラーを発生させてもとりあえず配線を進めたい状況等で
オンラインDRC機能を無効にするしかなく、エラーが発生しているかは目視でしか確認できませんでした。
Ver9からはONまたはOFFのいずれのモードもエラー詳細を確認出来るので
エラーを発生させずに作業を行う場合はDRC:ON、
エラーを発生させながら作業を行いたい場合はDRC:OFFと
状況により使い分けることが可能です。
2015-12-07_15h06_57
*DRCモードはONまたはOFFでPCB設計を行うことをオススメします。

エラー詳細表示

Ver8まではエラー発生時ダイアログ表示され、作業が中断されエラー内容も分かりませんでしたが
Ver9よりダイアログ表示を無くし、画面左上にエラー詳細を表示されるよう改善しました。
これによりエラー発生時にもダイアログ表示で設計作業が中断されることなく、
エラー詳細を確認しながら作業を進めることが出来るようになりました。

(旧:Ver8以前)
2015-12-07_15h27_14

(新:Ver9以降)
2015-12-07_15h06_57

 

ツールチップの色からもオンラインDRCの動作モードが直感的に判断できます。

DRC:ON ツールチップ(赤)
2015-12-07_14h57_58

DRC:OFF ツールチップ(黄)
2015-12-07_14h57_49

 

オブジェクト対象の拡大

Ver8まではビアなどのオブジェクト追加や移動、部品クリアランスのチェックは
作業後にDRC実行しての確認だったので作業戻りが発生するケースがありましたが
Ver9からオンラインDRCの対象となったのでリアルタイムにエラーが発生しているかを
確認出来るようになりました。

*作業の方法や順序によっては、エラーが発生している可能性があります。
 設計後は必ずルールチェック(DRC)を行なうようお願い致します。
2015-12-07_15h02_15