QuadceptV9 → V10 プロジェクトデータの『ファイル化』が必要になります

V10でのプロジェクトファイル化について

これまでQuadcept Data Base(QDB)で管理していたプロジェクトデータをファイルベースに変更いたしました。
これに伴い、V9からV10へのバージョンアップ後にQDBからプロジェクトデータの取り出しが必要となります。

プロジェクトデータのQDB管理→ファイル化への概要紹介
V10へアップデート後のQDBからプロジェクトファイル取出し保存(個別/一括)
古いQuadceptファイル(QCOMファイル)はV10のQDBへ入力可能
ファイル化後のQDB内のプロジェクトデータ削除について
現在、QDBを複数人で共有されている場合の注意点


V10でのプロジェクトデータの取扱い『QDB内プロジェクトデータ→ファイル化への概要説明』

①:これまでプロジェクトデータ(設計データ)はQDB内に部品ライブラリなど含め1つのDBとして保存されました。
②:V10からはプロジェクトデータはQDBから分離されます。
③:今後はプロジェクトデータはQDBへの保存ではなく、ファイルとして保存するようになります。拡張子は『.qcom』→『.qproj』に変更されます。
④:従来のQDB内は部品ライブブラリデータ、シンボル、フットプリント、ピン形状などはこれまでとおり保管されています。

■ファイル化にした経緯と4点のメリット
・QDBデータ軽減を実現しました。
・これまでプロジェクトはQCOMとしてQDBに入出力していましたが、一般的なファイルの受け渡しとなり、簡単になります。
・Windows内でファイルダブルクリックでQuadceptが起動します。
・また、クラウドストレージサービスや他社のストレージサービスとの親和性が格段によくなります。

https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-33


V10へのアップデート後はQDBからプロジェクトの取出し『個別保存方法』

これまでQDB内に保管されていたプロジェクトファイルを開いた場合、保存先はQDBでなく、指定フォルダにファイルとして
保存することになります。

ここでは、ファイル保存する2種類の方法をご案内します。
2種類とは個別保存と、一括保存がございます。

■『作業』個別取出し方法
①:これまで同様作業ですが、QDBから必要なプロジェクトデータを開きます。
②:変更など作業完了後、プロジェクトデータはWindows内の指定フォルダを指示し、ファイル保存となります。
簡単に言うと、一般的なファイル保存になりました。
③:一度、開いたプロジェクトデータの保存先はファイル保存のみとなり、QDBには再保存できませんので、ご注意ください。

注意点

・各プロジェクトをファイル保存しても、プロジェクトデータは一時的にQDB内に残っております。
データを開いた後に、自動削除なども検討したのですが、ファイルがなくなったなど
お客様に混乱を防ぐため、QDB内のプロジェクトについては、お客様側で『削除』をしていただくこととしております。

・新規ファイルがわかりにくくなるので、ファイル化後は削除を推奨しております。

https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-33


V10へのアップデート後はQDBからプロジェクトの取出し『一括保存方法』

次に『一括取出し保存』をご案内します。
一括とは現QDBに保存されているプロジェクトデータを一括で指定フォルダーにファイル保存する方法になります。

■『作業手順』一括取出し保存
①:ダイアログが開くので、『データ移行』のタブをクリックしていただきます。
②:画面下部:『5:QDBファイルを一括エクスポート』を選択いただきます。ファイル保存先をして実行し完了です。
③:一括出力の場合、QDB内のフォルダ構成は維持してファイル保存しますのでご安心ください。

注意点

・一括でプロジェクトをファイル保存しても、プロジェクトデータは一時的にQDB内に残っております。
インストール終了後、自動的にファイル化されません。自動削除なども検討したのですが、ファイルがなくなったなど
お客様に混乱を防ぐため、QDB内のプロジェクトについては、お客様側で『削除』をしていただくことになります。

・新規ファイルがわかりにくくなるので、ファイル化後は削除を推奨しております。

https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-33


既存プロジェクトデータ、QCOMファイルをV10に入力可能

次に、これまで旧Ver(Ⅴ9まで)で設計したプロジェクトデータ(*.qcom)も、V10で開くことができます。

■『作業手順』
①:これまでとおり、一度QCOMをV10のQDBに保存します。(**.QCOMインポート)
②:QDBから保存したプロジェクトデータを開きます。
③:前ページ同様、保存先はWindowsの指定フォルダーにファイルとして保存できます。
④:3Pにもありましたが、一度開くと、QDBには再保存できなくなりますのでご注意ください。

https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-33


プロジェクト取出し保存後の2つの注意点

QDBからプロジェクトを取出し保存(個別/一括)しても、QDBにはプロジェクトデータは残ります。
QDBにプロジェクトを残したままとすると、最新のデータがわかりにくくなるので
ファイル化保存後は、QDB内のプロジェクトを削除することをお勧めします。

※複数のユーザーで一つのQDBを運用されている場合は、管理者が取出し保存していただくことをお勧めします。

現在、QDBを共有フォルダ又はサーバーなどに保存し、複数ユーザーで使用している場合は、既存QDBを共有用の
『master-db』に指定する前にプロジェクトデータを取出し保存してください。
V10から追加された共有の『master-db』は読取り専用になります。取出し保存前にQDBを『master-db』へ指定した場合、プロジェクトの取出し保存ができなくなります。 

※『master-db』指定を解除することで、編集・取出し保存は可能になります。

Master-dbについて https://blog.quadcept.com/ja/v10-vol1/#vol4